ヴィシュヌとは
ヴィシュヌとはシヴァ、ブラフマとならぶ最高神(三大神)の主神という
エライ神様です。シヴァがこの世を破壊し創造するのに対し
ヴィシュヌはこの世を維持する神様といわれています。
奥様はあの美人でお金の神様美と富の神様「ラクシュミー(吉祥天)」です。
ヴィシュヌが、描かれたり置物で作られる時は、たいてい 若く美男子で表現される事が多いです。
それでは、長くなりますが、ジックリよんでくださーーーい!
ビシュヌ神の特徴
やはりヴィシュヌの特徴で最も有名なものは、アバター(化身)です。
10の姿に化身し、それぞれの化身にそれぞれの神話があります。
三神一体論(又は、三神一座(トゥァ、トリムリティー)では、3つの最高神の1つで世界を維持する役目があるとされます。
ヴィシュヌのアバター(化身)
ヴィシュヌは、アバターと呼ばれる10の姿に変身して地上に現れるとされています。これは、偉大な仕事をした人物を「ヴィシュヌの生まれ変わり」として信仰に取り込む為の手段であったと考えられる場合があります。
(インド神話では、このように色んな神話があります。)
特にクリシュナ、ラーマなどが有名で、人気です。クリシュナは叙事詩「マハーバーラタ」で、ラーマは叙事詩「ラーマーヤナ」で語られています。
また、仏教の開祖ブッダ(仏陀)もヒンドゥー教ではヴィシュヌのアバターとされていますが、
ブッダが有名になったので、ブッダもヴィシュヌの化身にしてしちゃおう!という話もあります(^_^)
ヴィシュヌの化身であるアバターの詳しい説明です。
ラーマ
抒情詩「ラーマーヤーナ」の主人公で、ラーマ王子の活躍する物語です。
魔王ラーヴァナと戦う話です。ハヌマーンという「猿王」がでてきます。
奥さんは「シータ」といいます。
クリシュナ(人気でモテモテ神様)
叙事詩 「マハーバーラタ」の英雄。
特にその挿話バガヴァッド・ギーターで活躍。
恋人ラーダやイタズラ好きな神様。
妻の数は1万6千人、子供は無限と言われています・・・
唯一の完全な化身と言われています。
マツヤ (魚)
大洪水の時に賢者マヌの前に現われ7日後の大洪水を預言し、
船にあらゆる種子と7人の聖者を乗せるよう言った。
クールマ (亀)
神々が不死の霊水アムリタを海から取り出そうとした時、
亀の姿になって現われて作業を助けた。
ヴァラーハ (猪)
大地が水の底に沈められようとしたときに、
猪の姿で現われ大地をその牙で支えた。
ヌリシンハ (ライオン男)
半人半獅子の姿で悪魔ヒラニヤカシプを退治した。
ヴァーマナ・矮人(わいじん)
悪神バリによって世界が支配されたときに現われ、
バリと3歩歩いた広さの土地を譲り受ける約束をした後、
巨大化し世界を2歩で歩き3歩目でバリを踏みつけた
パラシュラーマ (斧を持つラーマ)
クシャトリャ族が世界を支配した時、神々、ブラフマン、人を救った。
ゴータマ・ブッダ (仏陀)
偉大なるヴェーダ聖典をアスラから遠ざける為に、
敢えて偽の宗教である仏教を広めた(バーガヴァタ・プラーナ)
↑仏教寺院にヒンドゥー教は、入れますが、ヒンドゥーの寺院に、仏教徒は入れない場合があるそうです( ; o ; )
ブッダは本当はスゴイ神様ですよ。 > ブッダの置物
カルキ (時間)
救世主 カリ・ユガ(世界が崩れて行く最悪時代)の最後、
世界の秩序が完全に失われた時代に現れて悪から世界を救い、
新しい時代(ユガ)を始める。 黄金期はクリタ・ユガといわれます。
ビシュヌ神の持ち物
ヴィシュヌの持ち物は、主に、
棍棒(知力の象徴)、ほら貝(存在の根源を表す)
車輪、円盤又はチャクラ(創造と破壊の力)
蓮華(太陽や、ヴィシュヌのへそから生えている生命の木を表す)
などがあります。
チャクラは「スダルサナ」とも呼ばれ、万物を断ち切る程の威力を持ち、
一切の無知を破る宇宙神の偉大な力の象徴といわれています。
※シヴァ神の元の妻「サティー」が死に、シヴァがこの世を破壊してた時、
チャクラでサティーをバラバラにし、 シヴァを我に返らせたという伝説もあります。
ビシュヌ神の住所・乗り物
メール山の中心にあるヴァイクンタに住んでいます。
ヴァーハナ(乗り物)はガルダと呼ばれる鳥の王で、鷲のような姿をして描かれたり、鷲と人を合わせた様な姿で描かれます。
ビシュヌ神の有名伝説
ヴィシュヌ派の創世神話によると、宇宙が出来る前にヴィシュヌは竜王アナンタの上に横になって、ヴィシュヌのへそから、蓮の花が伸びて行きそこに創造神ブラフマーが生まれ、ブラフマーの額から破壊神シヴァが生まれたとされています
リグ・ヴェーダにも世界を3歩で踏破する自由闊歩の神とされています。
その名はサンスクリットで「広がる」「行き渡る」を意味します。
世界の果てまで届く太陽光線の神格化であったと考えられます。
そのため後には太陽神アーディティヤの1人ともされています。
リグ・ヴェーダでは、そんなに重要な神様では無かったです。
神話も、少数の讃歌を除けば、主要神インドラが悪と闘う際の
友達のひとりとして伝えられるくらいです。
その後の、ヒンドゥー教の時代になって、大人気!!
ブラフマー、シヴァと共に三神一体(トリムールティ)の最高神になりました!
様々な、伝説もありますが・・・かなり長くなりますので・・・
ビシュヌ神の昼寝
ヴィシュヌの昼寝はすごいです。時間が半端でないですよ!!
ある説では 、昼寝して起きると次の化身に変わるといわれています。
神々の時間の単位 |
人間の時間 |
| 1マハーユガ |
クリタ・ユガ |
172万8000年 |
| トレータ・ユガ |
129万6000年 |
| ドゥーパラ・ユガ |
86万4000年 |
| カリ・ユガ |
43万2000年 |
| 1カルパ |
1000マハーユガ |
43億2000万年 |
| ブラフマの一昼夜 |
2カルパ |
86億4000万年 |
| ヴィシュヌの一昼日 |
ブラフマの100年 |
311兆400億年 |
神様と人間を 比べるのも、おかしいですが・・・
ヴィシュヌ、311兆て・・・
ものすごく、ややこしいですが、
1マハーユガ=4ユガ
1カルパ=1000マハーユガ(43億2000万年)
ブラフマの寿命は、100年(311兆400億年)らしいです。
その時間が、
ヴィシュヌの1昼日らしいです。
テキトーな数字ちゃうの?とか思うかも知れないですが
「0」の概念を創造したインド人ですから
緻密な計算がされてこの数字が出たと思います。
一番偉い神様はヴィシュヌ?
ある時、7大聖仙(Rishi・世界最古の聖典「ヴェーダ」を始めて明かされた人たち。)が集まって
「 シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマの誰が一番偉い?」と話してたんですが、結局答えがでなくて(なんで、神様なのにエライ事にこだわるのかな?)
ブリグという偉い聖仙が直接会って決める事にしました。
ブラフマはヴェーダの保管者で「オレってすごいっす。ヴェーダ持ってるしスゴイえらい人ですよ。」とテングになってたのか?聖仙ブリグが来ても挨拶もせず結果は「×」
シヴァのトコにも行ったんですが、シヴァはパールヴァティーと愛し合ってたんです(シャクティー)。
仙人も終わるの待って話しようと思ってたんですが、何百年たっても終わらないんで帰ったらしいです。
ヴィシュヌは昼寝をしてたんですが(いつも寝てます。)何百年たっても起きないんで腹立ったブリグはヴィシュヌを思いっきり蹴飛ばしたら
ようやく目覚めたヴィシュヌは「足ケガしてませんか?」と、
(ホント、優しいですね)
ソレを聞いた聖仙ブリグは感激して「一番偉いのヴィシュヌ!」ときめちゃいました。(単純です。)
やっぱり偉い神様ビシュヌ神の話
その他、乳海撹拌(にゅうかいかくはん)といって、全ての神々と悪神(悪魔でない)が協力して「不老不死の聖水」アムリタを創るときの指揮をしています。
このときに、ラクシュミーが産まれ、ラクシュミーがヴィシュヌの元に行き結婚します。神々、悪神は、もーーーみんな嫉妬!!
ちなみに、神々はその不老不死の聖水を飲んだのですが、悪神(一応神様)は飲んでないそうです( ; o ; )
まだまだあるのですが・・・とにかくヴィシュヌってスゴイしエライんです!!
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